エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

         https://noken.hatenablog.com  へ引っ越ししました。

キヤノンが野鳥撮影マナーブックを公開

帯広市内の公園でも、エゾリスや小鳥に餌をやって自分の後追いさせて喜んだり、撮影したりする人が多くなりました。
はっきり言って「餌付けなんて傍から見れば、野生動物を自分に隷属させて喜んでいる醜い光景」です。
公園の中を走るスピードの遅い車にすら、エゾリスがひかれて死んでいます。
立派なカメラをお持ちの方でも、人から注意させるとゴロツキまがいに恫喝される方もおります。
マナーブックに書かれている表現は軟らかですが、実際にはその何十倍も不愉快な思いでマナーの悪い方を見つめている人がいます。トラブルを避けて注意しないだけなのです。つまりそのような撮影者は潜在的に暴力を内封しているとも見られているのです。
恥を知って欲しいものです。

また、そのような実態を知っていて、通常おこなわれる管理を行っていない現場の管理者は、マナーの悪い撮影者と同じように悪いと考えます。

公園とは公共の空間です。そこでの行いに対する責任について無頓着な人がいるということです。犬にリードをつける ゴミを捨てない 勝手に占有しない 個人のものを勝手に設置しない そういうことと同じ次元ですよ。

http://cweb.canon.jp/pdf-catalog/eos/pdf/bird-manner.pdf
ーーーー以下引用ーーーー
「野鳥撮影を趣味とする方が増え、たくさんの野鳥写真 が雑誌に掲載されたり、写真のコンテストで賞をとった りすることで、世間の方々の目に触れる機会も増えたよ うに感じます。野鳥の美しさなどに感動し、興味を持つ 野鳥のファン層が広がってきています。 野鳥は古くから、日本画に描かれたり、短歌や俳句に 詠まれたりと、日本文化に根づいています。日本人が野 鳥を愛でる気持ちは今も変わらず、現代では写真がその 連綿たる文化に加わる過程にあるのではないでしょうか。 しかし、撮影上の問題行為が目立つようになると、素 晴らしい文化としての認識が得にくくなります。皆さま に撮影マナーを守っていただくことで、野鳥写真を文化 として高めていくことができれば― キヤノンはそんな 思いを込め、マナーの普及に努めています。」

●野鳥撮影のマナー7カ条

■野鳥の巣には近づかない

■野鳥を追い回さない

■珍鳥や人気の鳥の情報を公開しない

■周りの人や撮影場所選びに十分配慮する

■餌付けや環境改変はしない

■自然にやさしいマナーを心がける

■ストロボは使用しない

関連記事 朝日新聞「鳥へ投石、耕作地荒らす…野鳥撮影でマナー違反相次ぐ」
http://www.asahi.com/articles/ASH8N3QRWH8NUTFL006.html