「月刊ISM」に餌付け問題記事
『月刊ISM』という雑誌の5月号にエゾリスの餌付け問題記事がでるようです。
■エゾリスはかわいいけれど・・・ 野生動物を殺す「餌付け」
http://ismsince1990.blog110.fc2.com/blog-entry-209.html
エゾリスの会は全く取材をうけていないといいますか、雑誌も知らないので、どんな記事か全くわかりませんが、内容に注目しております。
おかしな記事ならかえって逆効果ですし・・・
エゾリスの会は公園など公共的な空間での餌付けはやめるべきと考えています。
おすすめしません野生動物への餌付け
http://d.hatena.ne.jp/noken/20100125
上のエントリはおもにエゾリスの生態の側から理屈を書いたものですが、最近は別の角度からの問題もあると思っています。
公園を犬の散歩をさせるときにリードをつけたり、フンをちゃんと始末するとか、喫煙を他の方の迷惑にならないようにする。
餌付け問題はそういう次元の問題でもあるということです。
自然を見たくてエゾリスを見に行っているのに、勝手に身体によじ登ってくるようなエゾリスに会ったら不愉快です。
まるで野良犬野良猫みたいじゃないか!野良エゾリス…
個人の独りよがりな行動が野良エゾリスを生んでいるとしたらそれは、公共の場所で他人に迷惑をかけているということです。フンを片付けないのと同じ次元です。
そして、そのような状況の基盤として、公園管理者が、公園に勝手に立てられた私物の餌台を十数本もそのままにしていることにあるとしたら、管理者の怠慢でもあろうと考えます。
帯広市環境基本計画に「野生動物に餌付けをしない」指針
http://d.hatena.ne.jp/noken/20150816
この状況がもしよろしくないと思うのなら、自分の目で見て、自分の言葉で管理者や餌付け人に言葉を届けて欲しいものです。
そのような背景もあり、件の雑誌の記事は注目しています。
餌台も、公園に残る餌ガラも汚いですよ。本当に不愉快です。
そして、妙に凝った作りの立派な餌台を見せられるのも不愉快です。
なんで公園で私物自慢されなければいけないのか!
なぜこれらが撤去されないのか全く理解に苦しみます。
公園とは、私物をたくさん置いても許されるところなのですか?
この先どんどん無法地帯になってしまうのではないでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/noken/20130614