モニ1000チョウ調査
オオモンシロチョウが多くて、エゾスジグロシロチョウ スジグロシロチョウ モンキチョウ ベニシジミ ミヤマセセリが観察されました。
それにしても「チョウが少ないなぁ」という印象です。木は育っても林床植生が育っていないということなのかな?
半分くらいはこんな感じでオオアワダチソウのような外来種ばっかりなんです。おまけに隣接の貴重な自然林は勝手に伐られている。
http://d.hatena.ne.jp/noken/20090215/1234697847
この風景も「帯広の森」の現実です。いいところばかりではないのです。
これは里山活動地にわずかに生育するオオハナノエンレイソウ。今年も咲きました。
調整池の上流は林床植生の再生がわかりやすいところです。自然林から芝生だったところにむかって、自然林の中の植物が進出しているのが手に取るようにわかります。キバナノアマナがまだ咲いていました。こういうものを見るとほっとします。樹冠が出来てきて芝生の伸びも抑えられているので、当面は草刈りを抑制して、植生の変化をみながら管理を決めていくことになっています。前進しているところもあるのです。
http://d.hatena.ne.jp/noken/20080617/1213709645