エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

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11月の里山 オミナエシの種まき 12月の予定

航空法の伐採により、表土のかく乱と日当りが強くなったことで、オオアワダチソウを始めとする外来植物の勢力が増します。
とくにこの場所は周辺は車道と運動施設です。放置すれば植生が戻ることはほとんど望めないですし、「帯広の森」の主旨にあわないことになります。

このため、この部分の自然植生になり得る植物に目印を付け、周辺の外来種を手抜きし、アワダチソウの機械刈りを行いやすくしました。
同時に、これらの外来種のライバルたる在来種を播種しました。

昨年に引き続き、「帯広の森」の中にある吉村市長像周辺にかつて咲いていたオミナエシに由来する種子を播種しました。

 もうでないとあきらめていたほだ木に立派なナメコとシイタケが!(写真はナメコ)
  
現場に向かいます。わずかに自然に残っていたクサレダマを囲っておいたのですが、たくさん結実していました。その近くのオオアワダチソウ群落をはぎます。
 バークを入れた後オミナエシを播種。薄くバークをかけます。
 出来上がり。
 この緑色はオオアワダチソウ群落がもう20年も続いているところです。長く放置すれば自家中毒でなくなるなんて、きっとウソだと思う。
 ここは機械はぎが必要と感じているところです。15~20cmははがないといけないかな?
 昨年の播種地。11月だと確認できませんでした。
今年の6月の状況。
http://d.hatena.ne.jp/noken/20120613

 最後に林縁部分にエゾヤマハギを播種。

次回はモニ1000冬の本番! 鳥類ラインセンサスです。
12月16日(日)7:00から里山P活動地集合
鳥の調査は3チーム必要ですので、皆様ふるってご参加ください!3チーム目は育成チームもかねております。
引き続き里山をつくろうプロジェクト 9:00 〜12:00
間伐をやります。今回はいままでと違い、林縁部を押さえておいてくれた針葉樹(おもにプンゲンストウヒ)のうち、カシワなどの成長に支障となっているものを伐採します。いままで切っていた木よりも遥かに細いです。間伐作業の初体験としてもよろしいかと思います!