餌付けでハクチョウが事故死
十勝毎日新聞の記事です。
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http://www.tokachi.co.jp/news/200901/20090115-0000406.php
ハクチョウ受難 交通事故多発 市街地餌付けで?
2009年01月15日 13時23分
生態系影響や感染症危険も
帯広市内でこの冬、ハクチョウの交通事故が相次いでいる。餌付けに引き寄せられて市街地に飛来することが原因とみられる。野生動物への餌付けは事故以外にも、生態系への影響や感染症拡大の危険などもあるため、関係者は安易な餌付けを控えるよう訴えている。
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オオハクチョウが特定の場所で3羽連続して事故死し、その他にも事故例がいくつか見つかったようです。
特に帯広川と五条が交差するあたりの餌付けが事故原因になっているようです。
餌付けする人は何を考えているのでしょうか?
以前、「餌が原因でリスが死んでもいいから餌付けをやめたくない」と言った方がいました。
餌付けとはそのようなものです。人間の衝動、あるいは欲望として発生するものです。
それは、対象動物への親しみをそだてる「ことも」あります。
しかし個人の勘や思い込み、欲望だけでたくさんの人間が餌をやればどうなるか。
その例がこのハクチョウの連続事故死です。
餌をやれば責任が生じます。この責任は個人に背負わせるべきでしょうか?
個人が思い思いにやって大丈夫なことと、悪影響がでることがあるのです。もちろんその個人にも責任はあるでしょうが、そんな判断をすべての個人が出来るでしょうか?その状況を放置、黙認してきたその場所や野生動物の管理者にも大きな責任があると思います。
一人一人も自分を戒めて欲しい。それと同時に関係各機関もちゃんと仕事をして欲しいと思います。
特に公共的な場所での野生動物への個人的な餌付けは、強く制限されるべきと考えます。