懲りないNHKまた餌付けシーンを放送&旭川で講演会
基本的な考え方はこの記事です。
おすすめしません野生動物への餌付け
http://d.hatena.ne.jp/noken/20100125/1264424757
さて、
日刊スポーツで以下の報道がありました。
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【西武】雄星、トンビ餌づけで“逆取材”
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/report/f-bb-tp1-20100205-592911.html
~他の新人3選手とともにキャンプ地宮崎・南郷の観光地を回り「すべてが初めてで、すごくいい休みでした」と笑顔だった。観光船に乗って日南海岸で行ったトンビの餌づけには興味津々~
記事の写真のキャプションには トンビに餌付けする、手前から雄星、松下、岡本、岩尾(撮影・沢野健太)とあります。
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トビへの餌付けでは、人と餌とを結びつけて学習したトビによって、けが人すら現れているのに未だに餌付けで地域おこしだと思っている地域があります。
こういう地域があること、これを報道するマスコミ、人気者にこういうことをさせて記事にしようとするあざとさ、何も考えずに餌をやる人たち。
悪循環によって、無批判に餌付けがはびこり、人間と自然との適切な関係のあり方について考える機会が奪われています。
そんなことを言っていたら、NHK-BS2の夕方のニュースでこれが報道されていたとのこと。
NHKについてはこれまでも何度か記事に書いておりますが、まだ懲りないんですね。
大きな会社だから総身に知恵が回りかねるのでしょう。
野生動物への餌付けはその動物を結果として傷つける可能性があります。それに、野生動物は意見を言う口がありません。難しいこともあるけど、人間はよく考えて行動しなければいけない。判断に迷うこともあるけど、簡単に控えられることもあると思います。
NHKは(特にニュースは)餌付けが多いです。なんとかしてください。ブログ管理人の家は受信料払ってます。
2月13日 旭川で餌付け問題に関係する講演会があります。
シンポジウム「人と野生生物の関わり,身近な自然」
http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
野生動物は、自然界で自分の力でたくましく生き抜いており、人が世話をしないと生きられないペット・家畜とは異なります。自然にやさしく見える野生動物への餌付けは、行動生態を改変させたり、感染症を拡大させたり、人慣れのため人との軋轢が生じたりするなど『環境問題』あるは『社会問題』して捉えることができます。野生動物や自然への思いやりとは何か?、皆さんとともに考えてみたいと思います。
主催:旭川市旭山動物園,人と野生生物の関わりを考える会
日時:平成22年2月13日(土)13:00〜16:00
開催場所:旭川市民文化会館(7条通9丁目)第2会議室
参加料:無料
定員:80名
対象:どなたでも参加可能
申込方法:2月2日(火)午前9時から旭山動物園にて電話受付いたします。
旭川市旭山動物園(竑0166−36−1104)
内容:◎人と野生生物の関わり○×クイズ
◎講演
・「ハクチョウと餌付けと鳥インフルエンザから学ぶ人と野生動物の関わり」
講師:福井大祐
(旭川市旭山動物園飼育展示係長 日本野生動物医学会認定専門医)
・「みんなで盛りあげよう!外来生物の防除」
講師:高橋克巳氏
(北海道根室支庁 人と野生生物の関わりを考える会幹事)
・「無意識の餌付けも怖い−クマが生ゴミや廃棄農産物につくとどうなるか?」
講師:山本牧氏
(北海道新聞編集委員 人と野生生物の関わりを考える会幹事)
・「スズメ大量死はなぜ起こったか?〜餌台の衛生とマナー」
講師:福井大祐
(旭川市旭山動物園飼育展示係長 日本野生動物医学会認定専門医)
お近くの方は是非行ってみてください。