エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

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2月21日の里山はシラカバ除伐

昨年度は3月にやったところですが、ここほど混んでないかもしれません。
作業のようすについて、とても詳しく書いてありますので、参考にしてください。
http://d.hatena.ne.jp/noken/20090317

集合場所はいつもと違います。
野球場の駐車場が使えますのでそちら集合。
地図の赤いマークのところが作業場です。


より大きな地図で エゾリスの会集合・作業場所 を表示

以下昨年の日記の再掲です。
http://d.hatena.ne.jp/noken/20090313
この場所は、植樹祭で植えたのではなく、カシワの木を帯広の森内部から移植してきたものです。

移植密度が低かったことと、カシワの生長がそれほどよくなかったことでスペースが生まれ、そこにシラカバとヤナギ類が生育しています。林床植生の多くはかなりしつこい外来生物のオオアワダチソウです。

シラカバなどがかなりモヤシ状態で生えてきており、非常に密度が高いため、一斉に倒れる可能性があること、かなり荒れた様相を呈しているということ、木が込みすぎてアワダチソウの除去作業がやりにくいと言うことなどが理由です。

シラカバやヤナギをすべて伐るのではなく、モヤシ状態の解消と、鬱蒼とした感じを解消し、ややさわやかな状況にしたいということが狙いです。林縁部は割と残す方針ですが、林のボリューム感の維持と林内環境の激変の緩和のためです。

ここの木はとても細いので、手ノコで容易に倒せると思いますし、危険も少ないため、この一年はこの林の保育作業が多くなると思います。比較的参加しやすい作業だと思いますので、お試しください。

また一部航空法関連の伐採が入るため、どのような管理が適当か試みることもあると思います。(きっと日当りがよくなって外来種が元気になってしまう)

この区域の北端では「表土移植による植生回復」を試みている場所があり、その内部や周りでオオアワダチソウの除去を行っています。除去することで、エゾレンリソウやクサフジの仲間など在来種の野草が少しずつ見られてきました。草取りをしていない区域はまだまだ外来種天国なので、どのようなコントロールが望ましいか、手入れをしながら考えていきたいと思います。