エゾリスの巣の調査速報
総勢確か12名で59年、61年の植樹区域を5つにわけ調査しました。巣の数は11個、ねぐらは50個前後を確認しました。
ここに巣があるんですが・・・
巣はやや縦長の袋状で枝で編んで中に枯れ草や木の皮で内装をつくっています。さすがに手の届くところにはつくりませんね。
マイナス20度を下回るようなときには樹洞を使うという観察がありますが、この植樹区にはまだそんな大きな木はありません。この巣で我慢するか、隣の自然林で樹洞を探すのでしょう。
針葉樹がパッチ状にたくさん生育している場所が多くて、チョウセンゴヨウよりもトドマツやプンゲンストウヒに巣が多かったようです。チョウセンゴヨウも二股に分かれている木には巣やねぐらがありました。
調査中も一頭のエゾリス、キツネを確認しました。