エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

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エゾリスセンサス4

全体十数頭のエゾリスが確認されたため、前回とあわせ計算すると、春よりも密度がずっと高まっていることになりそうです。
今回は今までエゾリスがあまり見られなかった(いないのではなく)平成元年や昭和62年の植樹区でも確認されました。

あまり人間にあったことが無いので、帯広のリスとしては警戒している感じです。
適度に野性味があってうれしいです。

随所にススメバチの巣がありました。今回は3カ所。 それから、ゴミの不法投棄がありました。平成5年の植樹林のそばで、急いで車から降りて、またあわてて乗り込んでいる人を見ました。ゴミの写真は見苦しいので今回はのせませんが、そこにはカボチャが大量に捨ててありました。
 

今まで見られなかったところにリスのねぐらがずいぶん見られました。


このリスは何か食べています。多分キノコかな?

チョウセンゴヨウに不稔実が多いと見られる〜残念ながら精密な調査をしていませんが、十数回実を割ってみて、すべて不稔でした。そのような不稔実がすべて〜見た目3割含まれるような果実が多かった。しかし、ズベて食べられ不稔実がつまっていないものもある程度見られています。
すくなくとも、見た目ほどチョウセンゴヨウのエサ量は多くはない。

今までの調査だとチョウセンゴヨウの多い少ないと、エゾリスの数はあまり一致しないと考えられています。
昨年の秋はやはり多く、春は少なかったのですが、その傾向は来年も続くのかもしれません。「帯広の森」のエゾリスの数を左右しているのは一体どんな仕組みなのでしょうか・・・。