9/27チョウ調査は中止＆10/4は里山P

９月２７日（日）のモニ1000チョウ調査は天候が回復せず中止。
メンバーは現地で待っていたのですが、天候を待つ間、管理している植樹区をゆっくり歩いて見直してみました。

先月は半分青かったコウライテンナンショウが、すべて赤くなっていました。
ここは植樹後30年くらい経過した植樹区です。
このテンナンショウはどうやってここまでやって来て、何年で実をつけたのでしょうね。

ここは植樹年の違う区域の間に、スペースが残っているところで、このスペースを作業用に利用しています。
林縁の針葉樹を残して、林内に過剰に風が吹き込まないようにしていたのですが、その役目も終わりに近づいてきたようです。
これは針葉樹伐採前です。

プンゲンストウヒやチョウセンゴヨウ、キタゴヨウなど、「最終的な目的としない樹種」の下から、ミズナラ、カシワ、ハリギリ、ナナカマド、ハシドイ、ヤマブドウ等々の木々が生長しはじめています。
これらの樹種が大きくなってはじめて森の完成形ができていくのです。
これは伐採後です。

幼樹が気持ちよさそうに伸び始めている様子がわかります。

今までは調査が中止のときはそのまま帰っていましたが、
ぶらぶら歩いてよく見てみるのもいいね、と話していました。

次回は、
１０月４日（日）　９：００〜　里山P　林床植生の種まきです

◎目標となる植生の拠点作りです。これまで撒いたところも見事に花を咲かせ・・・たところと全滅したところがあります。過去の成果も確かめます。

13:00からモニ１０００チョウ調査　１３：３０から植物調査があります