福岡「有毒」の投書1通で「全部伐採」
キョウチクトウ:「有毒」の投書1通で「全部伐採」 福岡市教委が方針 90校に計600本
http://mainichi.jp/seibu/news/20091211sog00m040002000c.html
こういう判断をする「えらいひと」が最も危険な存在です。
教育する人々が「邪魔者とは共存できない、全滅させるのが正しい」というメッセージを発信してしまった。
それも個人の思いつきをそのまま実行した。
子供たちはそれを正義と見て育つんだぞ!
目の前10センチくらいのところしか見えていないのでは教育者の資格は無い。
そして、無機的な自然現象から、食糧から人間まで、完全な無害なものは存在しない。
それらとどう共存するかがこの地球の上に人間が「すまわせてもらえる」条件だ。
条件反射的に全滅させるということの愚かさを胸に刻んで欲しい。
全部伐ると「決めた」人は伐らないのだ
伐るのは業者さんだ。
帯広でも時々に似たようなことがある。
伐る、伐らない、何にしても「行動」は何らかのメッセージを発信してしまう。
伐ること自体は良くも悪くもない。問題になるのはそのメッセージだ。今回のはあまりにも愚かに見えた。
その後
学校のキョウチクトウ伐採 福岡市教委、一転見送り 「安易に切らないで」指摘受け
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/141177
教育とは?と考えてしまう出来事でした。
ことの前後で本質は何も変わっていない。