エゾリスセンサス070603

５班のウチ３班でゼロ。
他の班で５頭、２頭と集中してみられました。
餌付けの影響かな？

一応速報ってことで。
画像はリスがいなかった自然林のコース。

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今回の結果の特徴は、リスの分布が偏っていたこと。
リスの数が少ない場合は、どのコースでも少ないことが多い。
しかし、今回のばあい、７つのコース（班は５つだが）のうち、中央〜南側をしめる３つの地域で見られた。ここの特徴は、建物や運動施設、パークゴルフ場、えさ台などが見られること。
観察されなかった地域では、自然林を含め、人の利用が小さいこと。

一つの例外は自衛隊西コースで、ここは自衛隊の飛行場の関係で航空法の高さ制限に引っかかる木を多く伐採しており、この作業がエゾリスを移動させた可能性も考えられる。
エゾリスが観察されたコースのうち２つはここに隣接している。（しかし隣接していても観察されなかったコースも一つある）

自然林を多く含むコースでゼロだったのは少々意外だったが、コース上にオオタカがマガモなどを食した後が２カ所見つかったので、これらの猛禽がリスの行動に影響を与えているのかもしれない。

一応考えられるのはこんなところです。
現在のところあくまでも仮説なので、一人歩きさせないようによろしくお願いします。

人為的影響で随分動いているようにも感じますが、人間が知覚できるものは人為が多いので、どうしてもそのような考察になってしまう傾向はありますね・・・

本音を言うと、１０人くらいで手分けして、一頭のエゾリスをひと月くらいずっとストーカーしたい気分です。