モニ1000勉強会

環境省モニタリングサイト1000 里地調査の勉強会が行われました。
里地分野についてコーディネートを行っている、（財）日本自然保護協会の担当の方がいらして、モニ１０００の基本的な考え方、現地の踏査と各分野調査担当者の「悩み相談」、調査に関わる、または関わろうとしている人たち全体での意識のシェアを行いました。

モニ1000はエゾリスの会だけではなく、「帯広の森」で森づくりを行っている、森の回廊＠十勝や、多くの個人の方が参加しています。市の担当であるみどりの課の方も３名参加されました。総勢３０名くらいになっていたと思います。
これらのメンバーで、悩み・調査の情報・成果などの交換、全国的な調査としての成果の紹介、全国と帯広の比較など、分野別に分かれていたり、一地域ではなかなか見えないことを知ることができました。
また、今後の進め方や自分たちに足りない部分（適度に手を抜くことや、広報・普及的な部分）を確認することも絵来ました。
ここ数年で一番有意義な会だったかも知れません。

しかし、忘れてはいけないのは　
「帯広の森」の森づくりをしていることで生じる思いが、モニ１０００に人が集まる軸になっている
ということだと思います。
単に調査のための調査ではなく、自分たちが育てている森へ生かしたいという思いがこの力を作り出しているのでしょう。　

ここの軸がぶれてはいけないと思いました。

そんなわけで、次回の里山をつくろうプロジェクトは
１１月１８日（日）９：００〜１２：００　いつもの里山活動地集合　
航空法伐採地での植生管理活動です。外来種のライバルとしてのオミナエシの種まき、オオアワダチソウの繁茂地の試掘（根をはがすための下調べ）です。この２年間の植生管理の成果を確認することもできるだろうなと思っています