エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

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エゾリスセンサス&歩かない!植物かんさつ会やりました

ねぐら


全部で9頭のエゾリスが確認され、仔リスがいつもの年より目立ちました。
いまのところ、春としては平均的頭数と言えそうですが、この土曜にも調査がありますのでご参加下さい。
5月29日(土)朝6:30 帯広の森・はぐくーむ集合事前に連絡をいただけると助かります。プロフィール欄からどうぞ。
翌日チョウの調査もあります
5月30日(日)朝9:00里山P活動地集合 モニ1000チョウ調査

画像は調査中にみられたエゾリスの「ねぐら」ですが、高さ2mの広葉樹にかけてありました。この場所は植樹ではなく、自然にいろいろな木が生えて来たところで、ずっとヤブのような環境だったのですが、木が成長し林のような状態に変化してきました。
調査を開始した1997年当時はリスのりの字もなかったのですが、ここ数年は活動の痕跡が現れ出しました。

エゾリスの数が多ければ多いほどいいというわけではなく、エゾリスの個体数の変化が「帯広の森」の自然のいわば「できばえ」を反映していると考えての調査です。

低温が続いていて農作物はキビシい状態ですが、自然林の花の様子はとても良く咲きそろっていて見やすい状態でした。
このオオバナノエンレイソウの群落も上記の画像のエゾリスのねぐらのそばです。
造成して放棄したような土地に、ハリエンジュやドロノキが自然に大きくなったところですが、自然林と接しています。
ですから以前はほとんど無かった自然林の林床植物が、この10年以上の間にゆっくりと復活して来ています。

午後は、歩かない!植物観察会でした。

この、人の輪の中に何種類の植物が発見できたでしょう?

28種類でした!思ったより木が多いですね。
パッと見ると数種類くらいしか無いように見えますが、予想以上の多さに時間が足りないと感じるほどでした。
もう少し人の輪を狭めて、やってみたいなぁと感じました。
歩かなくてもお腹いっぱい観察できます。面白いのでまたやってみたいなぁと思います。