エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

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 帯広 いい加減エコキャップはやめよう!エコじゃないから

帯広の各学校で、ボトルキャップの収集→ワクチン化を行う、エコキャップと
呼ばれる運動がずいぶん行われていることがわかりました。しかしこの運動は、
環境の負担をかえって増やし、本来1000倍の寄付に相当するお金をただ消費しています。
それだけ人を見殺しにしているといえます。

「善意」だからといって無検討、無批判でいい訳がありません。
子供にやらせるなら大人はその責任を負うべきです。帯広の学校は一体何を
やっているのでしょうか?

以前の記事のリンクを再び貼っておきます。

入り口論から本質論への卒業&非エコなキャップ集め
http://d.hatena.ne.jp/noken/20090310

単価120円のペットボトル飲料7500本の購入を節約すればH18半期分の
寄付収入90万円は出来ます。
それをせずに、36,000,000本 3千万6千本買わせていることになります。
さて、いくらでしょう? 800個で20円の段階から小学生でも計算できる
ことを先生がしていないのだろうか。

帯広の話ではありませんが、水筒を持って行ったらいじめまがいの状態にあっ
たり、宿題で150個キャップを持って来いと言う学校があるそうです。
自分でモノを考える能力が先生にすらないから、こうなるのだと思います。

これでは「ペットボトル消費奨励運動」のようにも見えてしまいます。
消費を下げるのではなく増やす仕組みを持った運動です。

環境負荷抑制の基本から間違っています。
この運動は少なくとも学校で取り組むべきでは無いと断言できます。

2011.3月 日経BPの記事
http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20110228/261752/?P=1
エコキャップ「送ったつもり」で送料寄付したほうが50倍役立つ(笑)。欺瞞「エコキャップ」から恫喝「不要品回収」まで、激増する「悪徳エコ詐欺」を徹底暴露!作家 夏原武

このようなブログも見つけました 山口大学の方の記事です。
なんか変?)プルトップ集めて車いす・キャップ集めてワクチン http://ankei.jp/yuji/?n=1337
この記事で以下の言葉を知りました。
グリーンウォッシュ=環境に配慮したふりをして金儲けをすること。
ブルーウォッシュ=(車いすの必要な人、ワクチンが買えない第三世界の子ども達などへ支援の形で)人権に配慮したふりをして金儲けをすること。ブルーは国連旗の色。