除伐作業
本日の里山をつくろうプロジェクトは、除伐を行いました。
今回の作業場所は植樹祭での植樹区ではなく、「帯広の森」内で一度植え、すでに大きくなった木を再移植したものです。
基本的には昨年と同じです。
http://d.hatena.ne.jp/noken/20090317
細いシラカバの密生地です。ノネズミの足跡がたくさんありました。
伐る前と切った後の樹冠の違い。
5年を待たずに空いたスペースは樹冠で閉じられるでしょう。
中にはヤナギやヤマハンノキ、大きくなってしまったシラカバ、カラマツなどがありますが、無理に伐らずに残しています。カシワだけを育てるのではなく、全体としてカシワ林になっていればいいのです。
伐りすぎると日光が入り過ぎ、逆にオオアワダチソウなどの繁茂が強烈になってしまい、かえって手入れが必要になります。自然の流れをうまく見つけることも大事だと思います。
この場所の樹冠
昨年伐ったシラカバのうち、いくつかにキノコの菌を打ち込んでみたのですが、打ち込むために高いところで伐ったままにしたところ、案の定、たくましく枝を伸ばしていました。ここでキノコが採れるのはまだまだ先になりそうです。