NHKがクロテンへの客寄せ餌付けを放送&民放がラッコに？

朝のニュース枠で帯広放送局が撮ったという映像を何の抵抗もなく流していました。
温泉の玄関のようなところで、かごに入った餌をテンがむしゃむしゃ喰っていました。

#オススメしません野生動物への餌付け http://d.hatena.ne.jp/noken/20070802

新得町の関係者の「これは奇跡的」というコメントがありましたが、彼らは簡単に餌につきます。じじつこの宿泊施設では毎年恒例のように餌をやっているではありませんか。わざとらしい！

餌付けを見て嫌な気分になる人間もいっぱいいるのです。

いまは鳥の餌台のように思っていても、いずれこの動物に不幸が訪れる。しかし、それを餌をやった本人が発見することはほとんどありません。

餌をやれば「責任」が生じます。そのことを無視した行為は報道するべきではない！
犬を飼えば、トイレも、散歩も、餌も、しつけも必要です。それが責任の一つです。

野生動物にはどうすることが人の責任か、よく考えて欲しい。娯楽で餌をやっていいか、客引きで餌をやっていいか・・・・。

野生の動物にはトイレも、散歩も、しつけにも苦労する必要がない。餌だけやっていれば楽しい、そのあとどうなっても知らない、楽なものですね！！
このような行為をテレビでさもいいことのように広げる。一方的に。
こんなことがよくないことはNHK自身がよく知っていなければならない。
NHKはいい加減にしてください。
受信料払いたく無くなります。

先ほど、釧路川のラッコの撮影時に民放が「ツブ」を持ってきていたのでは？という噂を聞きました。いま確認中だそうです。
（追記）確かに持ってきたいたそうですが、「ラッコの餌の見本としてキレイなザルにてんこ盛りのツブ貝を用意していた」とのことでした。少なくともこの局は餌付けはしなかったということです。

しかし、やはり餌をやっている人はいるとのこと。動物をおもちゃにしか考えていない無責任な大人です。

知床国立公園内で、観光客がヒグマに対する餌付けをするような状況があるそうです。餌を覚えたヒグマは射殺しなければいけなくなってしまいます。ほかの動物が、表面上実害がないからといって、報道機関が餌付けに頼った報道をしていて世間に示しがつくでしょうか？つくわけありません。
多くの視聴者はただ画面で見たことのまねをするだけです。放送局はそのことをよく知っているはずです。でなければコマーシャルなど流さないでしょう。

マスコミは姿勢を正して欲しい。君たちは大人なんですよ！