モニ1000自動撮影調査
「帯広の森」の数カ所に自動撮影カメラを仕掛け、おもにほ乳類の種類を把握します。今日は撮影した画像をみんなでチェックしました。このカメラによる調査はおもに「森の回廊@十勝」の方たちが中心になって行っています。
・
これはふざけているのではなく、一枚目にいつどこのフィールドかわかる画像を入れておくのです。また、ネガフィルムを使い、それをCDに焼いています。
下の方にネズミ(たぶんアカネズミの仲間)がいるのが見えますか?
大半がこういう訳のわからない写真です。たぶん木の葉に反応したのでしょう。その他地面に日だまりに反応したりして、随分消費してしまいます。
ネコです。まちに接しているせいでしょうか、予想以上に多くうつっていました。
これはどこにいるかわかりますか?左の木の幹にエゾリスがいます。
この場所は自然林が連なる場所で、センサスでは時折リスが見られるものの、数はそう多くはないところでした。しかし食痕が見られるため、人知れずこの場所を使っているんだろうとは思っていました。エゾリスが別々な日に幾度も撮影されているため、予想以上にこういう環境を使っていることがわかりました。一つの成果です。
この場所は子供たちがよく使っていました。いい光景だなぁとほっとします。
シジュウカラがカメラに向かってきています。ほかの場所でもこのような攻撃のような行動が撮影されています。この迫力が逆にかわいいですね。
カメラによる調査は厳冬期は行いません。今年はこれで終わりですが、今回の結果を元に工夫していきたいと考えています。調査に参加された方おつかれさまでした。