エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

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モニ1000自動撮影調査


帯広の森」の数カ所に自動撮影カメラを仕掛け、おもにほ乳類の種類を把握します。今日は撮影した画像をみんなでチェックしました。このカメラによる調査はおもに「森の回廊@十勝」の方たちが中心になって行っています。



これはふざけているのではなく、一枚目にいつどこのフィールドかわかる画像を入れておくのです。また、ネガフィルムを使い、それをCDに焼いています。


下の方にネズミ(たぶんアカネズミの仲間)がいるのが見えますか?


大半がこういう訳のわからない写真です。たぶん木の葉に反応したのでしょう。その他地面に日だまりに反応したりして、随分消費してしまいます。


ネコです。まちに接しているせいでしょうか、予想以上に多くうつっていました。


こんな風に真ん中にいるとわかりやすいのですが・・・


これはどこにいるかわかりますか?左の木の幹にエゾリスがいます。
この場所は自然林が連なる場所で、センサスでは時折リスが見られるものの、数はそう多くはないところでした。しかし食痕が見られるため、人知れずこの場所を使っているんだろうとは思っていました。エゾリスが別々な日に幾度も撮影されているため、予想以上にこういう環境を使っていることがわかりました。一つの成果です。

この場所は子供たちがよく使っていました。いい光景だなぁとほっとします。


コウモリがいました!


シジュウカラがカメラに向かってきています。ほかの場所でもこのような攻撃のような行動が撮影されています。この迫力が逆にかわいいですね。


キツネがノネズミをくわえて歩いていました。いい写真だなぁ。

カメラによる調査は厳冬期は行いません。今年はこれで終わりですが、今回の結果を元に工夫していきたいと考えています。調査に参加された方おつかれさまでした。