エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

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補稙

カシワやミズナラの実生(みしょう 雑駁にいうと芽生えのこと)を林縁やギャップに補稙しました。

まず、気がついたこと。

集合地入り口付近のヤナギが不自然に伐られていました。伐り方も汚いです。「帯広の森」では気をつけてみて見ると、随所にこのような跡が見られます。はじめのうちは善意でも、どんどんのめり込んで伐りすぎてしまった実例があります。伐るのはいつでも出来ますが、のばすのは時間がかかります。「帯広の森」には将来像があります。計画書があります。個人の判断や無許可で伐ったり植えたりはしないように気をつけましょう。


道路際に意外と大きなギャップがありました。 実生は1、2年生のものが理想的です。かなり大きく掘りとります。細根がいたんでしまうからです。


穴は大きめに掘り、中にバーク堆肥を入れます。元の土はよく根をとって、土だけにして深さを調節します。


実生の周りの土を足で踏んで鎮圧します。土の中に空洞が出来たり、地表面がへこんだりすると水がたまり、実生が死んでしまうので、気をつけます。


植え終わった実生。このあと周りに地表のコケを貼付け、その上にカシワの落ち葉や枯れ草をのせました。翌年空回りの草刈りをします。経験上きちんと草刈りを3年ほど続けると、活着します。

この日はこの後、炭の掘り出しを行いました(昨日の記事)。
また、この日予定だった鳥調査の予習は天候が良くなかったので、集合地の周りでちょっとだけ行いました。