エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

         https://noken.hatenablog.com  へ引っ越ししました。

 調査報告と里山Pのお知らせ


11月17日(土)
1997年以来行ってきた、帯広の森でのエゾリス調査についてまとめて発表する機会を得ました。
調査結果はもちろんのこと、市民団体が身近な自然を地道にしらべることの意義についても感じていただければと思います。
興味があるお方は、聞きに来てくださいね。

帯広百年記念館博物館講座
帯広の森エゾリス調査の10年』
日時:11月17日(土)14時〜16時
会場:百年記念館オーディトリアム

★参加は無料、当日直接会場へお越しください。
http://www.octv.ne.jp/~hyakunen/


翌日11月18日(日)里山をつくろうプロジェクトです。

時間は9時から午前中です。
参加希望される方はこちらのお問い合せ先に、水曜日までにお知らせください。
      
http://d.hatena.ne.jp/noken/20070514
Yahoo!地図のリンクを追加しています!)

最初の見学では入会する必要はございませんので、気楽に見学してください。
もちろん入会のほうが大歓迎ですが(笑)


今回は「補植」を行います。
期せずして空いてしまった林内のギャップに、林の中に芽を出しているカシワなどの実生を移植します。
苗木を買って植えるのではなく、林内にあるものの有効利用ですね。
林床の小さな芽のうち、大きな木になれるのはとても少なく、ほとんどは競争しながら枯れてゆきます。
自然の働きの中では、そういうこともたいせつな要素なのですが、補植という形で使えばお金を出して苗木を買わずとも良いわけですし、そもそも「カシワやミズナラの苗木」はほとんど市販されていないはずです。


 
帯広の森」のカシワやミズナラは「森の少年隊」の子供たちが、帯広や音更で採取したドングリを「帯広の森」の苗圃に植え付けて育てた苗木です。

それがもう第2世代を生産しようとしている。
帯広の森の設計図(最初の造成計画書)によれば、植えた木ではなく、その次の世代が本当の森と言えるのだと書いてあります。
ですから、今私たちは本当のスタートラインに立っているのかもしれません。

おっと!忘れていましたが、間伐材を使って「ベンチ製作」それから「間伐木の選定」もおこないます!