ごみ拾い【里山をつくろうプロジェクト】
いやー、拾った拾った。
ウチの子(小2)もあまりの汚さに、吐きそうになりながら拾っていました。
同世代の女の子たちは遊びに来ただけでごみに触りもせず(笑)。
まあ、この林を楽しんでもらえれば良いんです。いつか芽が出るときも来るでしょう。
どのくらいのごみがあったかは画像でどうぞ。
ここで見られるごみは3種類。
このように台車とか(撤去できず)、自動車、テレビ、自転車も以前はありました。
最近は(この林分では)少ないのですが、以前は紙おむつが非常に沢山ありました。
・道路に捨てたものが飛んできたもの。
・一般ごみをキツネなどが運んできたもの。
運んでくるキツネも困りものですが、ゴミ出しの曜日や時間、出し方をまもっていない証拠です。
人間がだらしがなければまわりの動物にもそんな行動するものが出てきてしまいます。
それから、ジュース缶の中にたぶんオオセンチコガネであろう甲虫が数百匹入って死んでいました。
缶は沢山あったのですが、こうなっていたのはひと缶だけ、たぶんジュースが入った状態でトラップのように埋まって立っていたのでしょう。現在同定中です。ほんとに死のトラップでした。
ごみは分別し、市役所に回収していただいています。
この活動が一番気が疲れますね。
終わった後はみんなでおやつ。
こうしてみると管理用通路(普段はここでは集まりません)の上が、だんだん樹幹のトンネルに近づきつつあります。このアングル限定ですが。
このほかに気がついたこと。
集合地点近くのオオバナノエンレイソウが2輪になっていました!右が2年くらい前まで。左が今年です。
自然林から随分離れているので、造成時に表土に紛れてここに根がやってきたんだと思います。
株が増えたわけではないのですが、近くに咲いていない別な株が一つあり、ふえるといいなーと思っています。
同じく集合地点ちかくにホザキシモツケがひと株貧弱に咲いていたのですが、これが広がってきました。昨年「善意の枝落とし」をされてしまい、林がスカスカに見えてしまう憂き目にあったので、ハギかなんかを補植しようと思っていたところです。
自然林との接合部分の林床にエンレイソウやオオウバユリ、エンゴサクがふえてきた気がします。
という感じで嬉しい出来事もありました。
しかし相変わらず、オオアワダチソウは猛威をふるってる感じです・・・。
というわけで、
来月は、「草抜き&雑草料理」です。
自然林の表土をまきだし、林床植生がどうなるか調べているところがありますが、
やはりアワダチソウが沢山生えてしまいます。表土はひっくり返すと良くないですね。
ここでは表土まきだし当初から、同じような手法でアワダチソウを6月には抜く、7月か8月には刈るという、管理をしてきました。クルマバツクバネソウやチゴユリがあり、明らかに周辺の植生とは異なります。
そして、ヨモギやセイヨウタンポポ(根のかき揚げが絶品)などの山菜ではない「その辺の草」を料理して食べます。お茶プロジェクトも始動?オオバコやってみようかな。
お楽しみに。