今年のエゾリスセンサス開始
エゾリスの生息状況から、「帯広の森」の自然の状況を推し量ろうとするもので、
1997年から続いています。
5班に分かれて「帯広の森」の様々な環境を網羅したルートで調査します。
年4回あり、今回はその1回目です。
毎年一回目は春の花の盛りの中を調査することになりますが、
今年は暑さのせいで成長が早いと感じました。
上の画像のリスは昭和58年植樹林で確認しました。
どの班が見たリスもすべて成獣でした。
そういえば昭和58年植樹林では、このようにナタで切ったような木をよく見掛けます。
伐った木の分布をよく見ても、その方針が伝わってきません。
この伐り口は危ないので、やめて欲しいと思っています。
この場所は、林も林床も植えたりせず、自然に回復してきているところです。
ここでも1頭のエゾリスを見ました。
ニリンソウにカラフトタカネキマダラセセリがとまっていました。
このチョウは日本ではほぼ道東にしか分布していません。
第2回は5月29日(日)6:30 「帯広の森」はぐくーむ集合です。
歩ける人、意欲のある人ならどなたでも参加できます。