エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

         https://noken.hatenablog.com  へ引っ越ししました。

モニ1000鳥類調査&間伐のお知らせ

noken2008-12-15


モニ1000登録者へはすでに連絡済みですが、21日(日)8:00から10:00で冬期鳥類調査があります。3班構成したいと思いますのでよろしくお願いします。集合場所は大雪が降らない限り、里山をつくろうプロジェクト集合地:西21条南6丁目交差点西側。登録者以外の参加希望者はメールなどで連絡してください。また、その後は12:00までプロジェクトで間伐作業をがあります。木こり入門希望者はどうぞ! 

鳥類調査はふつう、繁殖期と非繁殖期の両期を調査することで、環境と鳥類相の関係を考察します。モニ1000では、各々6回ずつの調査を行うことになっています。通常の学術調査では10回ずつであることが多いのですが、長期間継続可能な基準ということで6回になっているのでしょう。実は積雪期は無理してやらなくてもいいとされているのですが、まずはやってみる、ということになりました。1月の新年会の前にも鳥類調査が予定されています(もしかして、すごく熱心?)。

また、間伐作業は最も重要な管理作業と言えます。
この作業を行うためには、林分の目指すべき長期的な姿と、そのために必要な段階、短期的な姿が頭にはいっている必要があります。基本的に伐採木は早い段階で印が付けられていますが、伐る前にもう一度観察し、変更することもあります。

この林分はカシワ林を目指しますが、針葉樹は伐ることが優先されます。しかし、針葉樹だからといって、手当り次第に伐ることはありません。
全体的な森の成長、風の過剰な侵入の抑制、林分の見た目のボリューム感、動植物の生息環境、航空法の関係などに気を配りながら、少しずつ伐っていきます。
作業上気をつけなければ行けないのは、成果よりも安全確実を重んじることです。
伐木は危険が伴う作業です。ゆっくり確実に、技術確認するつもりで作業を行う方が市民団体には適しています。そのような観点からも、市民団体が「帯広の森」を管理するために必要なノウハウを蓄積することにもつながっていると思います。