エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

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5月17日(日)鳥・チョウ・植物&植生管理

noken2015-05-13


5月17日(日)6月14日(日)ともに内容は同じですが
 5:00モニ1000鳥類調査
 9:00里山をつくろうP植生管理
 13:00モニ1000チョウ調査・植物調査
を行います。

モニタリングサイト1000とは
平成14年3月策定の新・生物多様性国家戦略に基づき、より質の高い自然環境データを継続的に収集・蓄積するもので、「モニタリングサイト1000 (重要生態系監視地域モニタリング推進事業)」と名付けられています。
http://www.biodic.go.jp/moni1000.html

珊瑚礁や鳥類など、いろいろな対象があるのですが、そのうち、このたび「帯広の森」で行われている「モニタリングサイト1000里地調査」とは、人の手が大きくかかわってできあがっている環境を対象にしたものです。
http://www.nacsj.or.jp/project/moni1000/about.html

帯広の森」はコアサイトとなっており、鳥類 植物 カエル チョウ 哺乳類(センサーカメラ) 植生図作成 の6項目を行います。

このうち鳥の調査は「帯広の森」では1日に3回のラインセンサスを年間4回行うことにしており、5,6,12,1月に実施しています。なので、3班構成する必要があるのです。

チョウ調査は月2回、植物は月1回で、ルートは似ています。継続出来る調査方法に主眼が置かれており、すべて採集したり標本を作ったりということはしません。見た、咲いていた、という記録です。

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里山Pの植生管理ですが、これは「帯広の森」を目標とする自然環境にもどって生きやすくする自然の力の手伝いです。
今回の場所は航空法にかかって皆伐したところに、外来種を抑制しながら目標となる種を育ちやすくするためのマーキングやちょっとした手入れで、数百カ所に及びます。
が、一生懸命やると言うよりは、それこそ持続可能なペースで、その日中に出来なかったら次回に持ち越し、といった感じで植物と付き合います。
この方法は案外うまく行っていて、どのように植生が変わったか、その成果を見ることも出来ます。

興味のある方はそれぞれの活動に是非参加して欲しいと思います。