エゾリスの会 非公式ブログ!

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」会員による非公式ブログ https://noken.hatenablog.com へ引っ越し

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モニ1000カエル調査講習会

突然の積雪!雪景色の中、10名での講習会でした。

古い卵塊と新しい卵塊を見分ける必要があります。前回以降に産卵された卵を数えていきます。びっくりしたのはこれ、いままで生息しないと思っていた場所にエゾサンショウウオが産卵していて、非常に驚きました!貴重な地域です。


古い卵塊で、これは40個近い産卵数です。卵塊の塊ですね。その塊の中央部が黒く見えるのは全部オタマジャクシです。


講習会後は室内でカエルやモニ1000について学びました。


これはカエルの骨の「年輪」です。このカエルは3才。ニホンアカガエルの場合は3年くらいで性成熟して4年くらいまでの個体しかいないとのことです。つまり、母ガエルは一生の間に多くても2回へたすりゃ1回の産卵しか出来ないのだそうです!その点はエゾアカガエルも似たようなものと考えられます。
よく考えてみると、シジュウカラなどの小鳥も飼えば10年生きるけど、野生ではせいぜい5年。カエルもおんなじなんですね。彼らの保全についてもっとちゃんと考えないと・・・認識を新たにしました。


これは何でしょう?講師の方に見せていただきました。

北海道には分布しないシュレーゲルアオガエルの卵塊です。まだ、生きています。両生類の世界は奥深いなぁ。
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次回の調査は5月3日。集合場所は里山集合地 緑のマークです。
調査地の自然環境はピカイチですよ!

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